マーケティング用語は理解できていますか?様々な言葉をおさらいしましょう
マーケティング用語は様々な言葉があります。
馴染みのないカタカナ言葉も多いと思いますが、フレームワークや理論などマーケターなら覚えておくべき内容でもあります。
今回は、本ブログで紹介している用語を一覧としてご紹介します。
ぜひリンク先の記事と併せて、復習としてぜひご覧くださいませ。
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4P分析
4P分析とは、製品(Product)、価格(Price)、流通(Place)、販促(Promotion)の4つのPを用いて、顧客に商品をどうやって届けるかを考える、マーケティング戦略のフレームワークです。
それぞれの項目は独立したものではなく、それぞれに関連性がある状態になるように考えます。
ライフタイムバリュー(Life Time Value)
ライフタイムバリューとは、略してLTVとも呼ばれ、日本語に訳すと「顧客生涯価値」となります。
LTVは、ある顧客が企業との取引期間を通じて、企業にどれだけの利益をもたらしたかを指す言葉であり、「顧客単価」「粗利率」「購買頻度」「取引期間」「顧客の獲得」「維持に掛かるコスト」をもとに算出されます。
既に商品が飽和している成熟期の市場では、新規顧客を獲得することは難しくなってきています。そのため、顧客の定着化(リピーターを増やして、顧客ごとの売上げを伸ばす)ことが重要となり、LTVが注目を集めているのです。
プロダクトライフサイクル(Product Life Cycle)
プロダクトライフサイクルとは、略してPLCとも呼ばれ、日本語に訳すと「製品ライフサイクル」となります。
製品・サービスが市場に出てから広まっていき、市場から消えていくまでの流れを表した言葉です。
そして、そのサイクルには4つのフェーズがあり、それぞれに適した戦略が必要です。
プロダクトポートフォリオマネジメント(Product Portfolio Management)
プロダクトポートフォリオマネジメントとは、略してPPMとも呼ばれ、企業の経営資源の配分を考える際に用いる分析フレームワークです。
PPMを活用し、市場の成長性/市場占有率の2点から企業の立ち位置を明確にすることで、
経営資源を配分すべきか否かを判断することができます。
マーケット・イン/カスタマー・イン
近年、マーケティング活動の中でも「マーケット・イン」の考えをさらに推し進めた思想として「カスタマー・イン」の考えを耳にすることが多くなってきました。
「マーケット・イン」とは、消費者の声をベースにして商品を生み出し、提供していこうとする考えのことです。
「カスタマー・イン」とは、それ以上に「消費者第一」を重視した考えで、市場の中でも消費者1人1人に合わせた形で商品をフィットさせていく考え方です。
イノベーター理論
イノベーター理論とは、新しい製品/サービスの市場普及に関する理論のことで、
1962年にアメリカのスタンフォード大学のエベレット・M・ロジャーズ教授によって提唱されました。
イノベーター理論では、新しい製品/サービスの市場普及の過程を5つのグループに分類しています。
セールステック
セールステックとは、「Sales」と「Technology」を合わせた造語です。
現在様々な種類のセールステックが登場し、営業活動そのものに大きな変革をもたらしています。
セールステックは、大まかに6種類のツール分類が可能です。
デマンドジェネレーション
BtoBで営業活動を行う際に大前提になる考えが「デマンドジェネレーション」です。
「デマンドジェネレーション」とは、顧客を継続的に生み出すために行う能動的な活動全般を、役割分担の上で効率的に推進する仕組みや取り組みのことを指します。
時期・予算・決裁権など様々な制限があるBtoBの購買活動では、企業が何かを購入できるタイミングを逃さないように接点を持ち続けた上で購買意欲を育てる必要があります。
リードジェネレーション/リードナーチャリング/リードクオリフィケーション
前項の「デマンドジェネレーション」において、プロセスを3つに分解したものをそれぞれ「リードジェネレーション」「リードナーチャリング」「リードクオリフィケーション」と呼びます。
マーケティング部門が見込み顧客の創出を、インサイドセールス部門が見込み顧客の育成と精査を担い、詳細提案ができる状態になったらフィールドセールスに引き渡します。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
ご紹介した中でも、4P分析はマーケティングを考える上でよく使うフレームワークです。
これらは数多くあるマーケティング用語の中でもほんの一部です。
ぜひ他にも覚えて、フレームワークや理論を使いこなせるようにしていきましょう!