インサイドセールス採用で成果を出す!― 【前編】失敗しない人材選びのコツ

インサイドセールス人材を採用したものの、なかなか成果につながらない…そんな悩みを抱える企業は少なくありません

どうすれば本当に活躍できる人材を採用できる?
そんな疑問に、私たちエムエム総研が実践してきた採用スキームと、成果につながるポイントをお伝えします。

インサイドセールスの採用ノウハウ

面接で本来の力を見極める“採用段階”でのこだわり

インサイドセールス人材の採用で失敗しないためには、面接時の見極めが重要です弊社では、以下の点を特に意識して取り組んでいます。

自然体で話せる環境づくり

まず重視しているのは、候補者がありのままの自分を出せる環境づくりです。
面接官は立場の上下を意識させず、候補者がありのままの自分を出せるような雰囲気づくりを大切にしています。これは、面接で取り繕った状態で入社した場合、入社後に本人と企業双方の間で期待との乖離が生じ、結果として十分なパフォーマンスを発揮できない可能性があるためです。

自己判断の時間を尊重する

弊社では、インサイドセールス職に従事することへの意志を、面接プロセスを通じて丁寧に確認しています。多くの企業では、面接時に一度だけ志望動機を伺うことが一般的ですが、弊社では候補者の皆さまに対し、

  • なぜ数ある職種の中から、インサイドセールスを選んだのでしょうか?
  • 他にご自身に合いそうな職種やキャリアパスについても、じっくり考えてみたことはありますか?
  • 弊社のインサイドセールス職で、ご自身の力を発揮したいという気持ちはありますか?

といった問いかけを、各面接段階で繰り返し行っています。

このプロセスにより、候補者も納得感を持つことができ、企業側も入社後に活躍できる人材を慎重に選ぶことができます。 

インサイドセールスの適切な人選ポイント三選

弊社がインサイドセールス人材の採用で特に重視しているのは、意欲・価値観、素養、基本スタンスの三つです。

意欲・価値観

まず1つ目が、意欲・価値観です。

候補者には、何よりも仕事の価値観として、チャレンジ意欲、成長・改善意欲、目標達成意欲を持っていることを条件としています。

自ら課題に取り組み、改善を重ねていく姿勢は、入社後に難易度の高い案件でも成果を上げるための大前提です。

素養

2つ目に素養です。

特に重要なのが、ヒアリングの素養・データ入力の素養

これらの基礎が十分に備わっていることで、入社後に高度なコミュニケーション手法やシナリオ策定、商材知識、データベース操作などのスキルを効率的に習得することができます。

つまり、入社時点で完璧である必要はありませんが、成長ポテンシャルを持った人材かどうかを見極めることが重要です。

基本スタンス

3つ目に、基本スタンスです。

必須としているのは、主体性弊社の採用で最も重要視する要素です。

主体性が備わっていない場合、インサイドセールスが受け取るリードの質や、トスアップ後の営業対応内容、さらには商材や市場の質について言い訳が増えがちです。

その結果、成果の向上が妨げられるだけでなく、組織間のコミュニケーションや業務の円滑な進行にも悪影響を及ぼす可能性があります。

そのため、面接段階では、自ら考え行動し、前向きにチャレンジできる可能思考(例:失敗を成長の機会と捉える・他責にしない・変化に柔軟に対応する・自分から改善提案を行う)を備えた人材かを十分に確認しています。

これらの三つの観点から、弊社では入社後に即戦力として活躍できる人材を見極めています

項目

必須要素

補足

意欲・価値観

  • チャレンジ意欲
  • 成長・改善意欲
  • 目標達成意欲

自ら課題に取り組み、改善を重ねる姿勢が重要

素養

  • ヒアリングの素養

  • データ入力の素養

素養をベースに、入社後に高度なスキル習得が可能かどうかを重視

基本スタンス

  • 主体性

主体性が欠けると成果向上が阻害され、組織間のハレーション(摩擦やトラブル)を招く可能性あり

さらに、営業経験やアウトバウンド経験があると、実務にスムーズに適応できるため望ましいと考えています。

インサイドセールス採用に困ったときのチェックシート

採用の成果

これらの採用時の重要ポイントを踏まえ、弊社のインサイドセールス人材は、市場から一定の難易度を伴う案件にも対応可能な人材として高く評価されています。

国産大手企業やSaaS企業、中堅中小企業など、幅広い企業で成果を出しており、複雑な案件や重要顧客も安心して任せられると、ご評価いただいています。

弊社インサイドセールスの事例

2019年入社 S氏

エムエム入社前の経歴と入社理由

S氏は、事務機器の法人営業で約2年間の経験を積む中、現場に根強い「飛び込み」や無作為なアポイント獲得といった非効率な手法に直面してきました。

自ら改善に取り組み、手法の見直しを試みるなど粘り強くチャレンジを続けたが、「営業を本質的にアップデートするには、体系的な知識と再現性あるノウハウが不可欠。」そう痛感したことがインサイドセールスへの転職を考える大きな転機となったそうです。

「営業を変える側」に回り、より科学的なアプローチで成果を生み出す。そのために必要な知見と実践機会を得られる環境として、S氏はエムエム総研に出会い応募を決意。

現場の“熱量”はそのままに、方法論はスマートに。
そんな姿勢が、いまの成果につながっています。

お客様からの評価

S氏は「早期立ち上がり×自走力×成長曲線」で評価を獲得
基礎リテラシーは入社時点でトレーニング済みのため短期で戦力化。
商談では質問の意図を正確に汲み取り、課題の共有から次の打ち手の提案までスムーズに運びます。

その上で成長意欲が高く成果の伸びしろが大きい人材として、お客様からも高く評価されています。

顧客からの評価ポイント
・即戦力の基礎力があり、立ち上がりが速い
・課題把握から「次の一手」まで自走できる
・成長意欲が高く、伸び続けるポテンシャルが大きい

後編予告

前編では、早期に戦力化しやすい人材の選抜ポイントについて解説いたしました。

次回の後編では、弊社の育成のこだわりポイントをご紹介します。
育成プロセス具体的なアプローチ実際の事例も交えながら解説する予定です。
採用だけで終わらず、重要度の高い案件にも対応できる人材を育てる方法に興味のある方は、ぜひ後編もご覧ください。

弊社のインサイドセールス人材について詳しく知りたい方や、自社採用のお悩みについてご相談されたい方は、オンライン相談で気軽に壁打ちいただけます。

インサイドセールス採用に困ったときのチェックシート
【この記事を書いた人】デマンドセンター
【この記事を書いた人】デマンドセンター
デマンドセンターは、株式会社エムエム総研が運営するサービスサイト「BtoB Sales DX」を通じて、営業DX・インサイドセールスに関連する情報を発信しています。
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