【用語解説】MAツールとは? MAのこれからと機能・出来ること
「MA」という言葉を聞いたことがあるものの、きちんと理解している方は、
多くはないかもしれません。
そこで、今回はMAについて、あまり良く知らないという方向けに記事を書かせていただきます。
目次[非表示]
- 1.そもそも、MAとは?
- 2.MAで、できることは?
- 2.1.メール配信
- 2.2.スコアリング
- 2.3.③ フォームやWEBページの作成
- 3.MAのこれから
そもそも、MAとは?
MAツールのMAとは、Marketing Automationの略称です。
名前にAutomationと付いている通り、マーケティング業務の中で、発生する作業の一部を自動化できるツールのことを指します。
マーケティング業務では、膨大な作業が発生します。
MAツールはこれらの作業の一部を自動化することで、マーケティング周りの効率・効果を上げることができるツールです。
MAで、できることは?
それではMAツールでできることを、具体的に説明していきます。
メール配信
最も多く使われているのが、メールを配信する機能です。
複数の宛先に、一斉送信することもできます。
定期的にメールを送るだけであれば、普段使用しているメール配信システムでも、同じことが可能です。
スコアリング
メールアドレスとCookieを結びつけることで、いつ、どのページをどれくらい見ているかという、
WEB閲覧履歴や、メールの開封有無等のアクションを、個人単位で把握することができます。
そうした見込み顧客の行動により、興味度合いをスコアリングし、セグメント分けをすることができます。
例えば「頻繁にサイトにサクセスしている」「料金表を見ている」など、自社サービスへの興味度合いが高いと考えられる行動をした見込み顧客のみのセグメントを作ることで、よりターゲットを絞ったアプローチを行うことができるようになります。
スコアリングの要素としては、以下のものが挙げられます。
- 役職
- 会社の業種
- 従業員の規模
- メールを見たかどうか
- メール内にあるリンクから資料をダウンロードしたかどうか
- 会社のWebサイトに訪れたことがあるかどうか
③ フォームやWEBページの作成
ツールによっても異なりますが、資料請求や問い合わせのためのフォームを作れるものもあります。
また、簡単なWEBページであれば、作成できるものもあります。
MAのこれから
MAはもともと外資系のツールが多く、膨大な費用がかかるものでした。
そのため、かつてMAを利用できたのは予算の潤沢な大企業のみでした。
しかし、近年は手頃な値段の国産のものが増えてきています。
さらに、最近トレンドになっている、インサイドセールス活動においても、MAは必須のツールになっています。
(*インサイドセールスは、見込み顧客を電話やWebなどの非対面の手段を用いて育成や絞り込みを行う職種や活動です。)
現在は働き方改革や、労働人口減少により、労働生産性向上が求められていることから、
営業やマーケティング担当者にとって、今後ますます必須のツールとなってくることは間違いありません。
良く知らなかったという方は、今回の記事を参考にしてぜひ情報収集してみてください。